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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英語・グランドスラムとは

 スポーツニュースを聞いていると、ときどき「グランドスラム(grand slam)」という言葉が耳にはいってくる。野球では、満塁ホームランが飛び出すと「グランドスラム」、テニスでは、全英、全米、全仏、全豪の4大会すべてに優勝することを指す。ゴルフなら、全英オープン、全米オープン、全米プロ、マスターズのすべてに優勝することを言う。
 しかし、このグランドスラム、もとはスポーツの言葉ではなく、トランプのブリッジで全勝することをこう呼んでいた。
 「スラム」にはピシャンと打つという意味があり、そこから「スラム」だけでもブリッジでの全勝を指すようになった。これに「豪勢な」という意味の「グランド」が加わり、ほかの世界でも、ひとりで圧倒的に勝利することを「グランドスラム」というようになったのだ。

英語・エチケット

 礼儀・作法のことを英語で「エチケット(etiquette)」と言うが、これはフランス語の「エチケット(etiquette)」から生まれた言葉。フランス語の「エチケット」には、もともと、「荷札」や「名札」という意味があり、たとえばワインのラベルのことをフランス語では「エチケット」と呼ぶ。その「荷札」「名札」を意味する「エチケット」に、「礼儀」「作法」の意味が加わったのは、フランスの貴族社会の影響といえる。
 フランスの貴族社会には、位階や順位を表した札「エチケット」があった。貴族社会では、位階の上下を守らなければならず、相手の位階のついた札を見ながら、礼儀にかなう振る舞いをした。そこから、「エチケット」に礼儀・作法の意味が生じたのだ。
 あるいは、フランスの兵士社会から生まれたとする説もある。兵士が宿舎に泊まるとき、宿泊心得を書いた札のようなものが出された。これが「エチケット」で、そこから礼儀や作法も「エチケット」というようになったとも言われる。

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