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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英語で結婚式

「結婚式」のことを、英語では「マリッジ」や「ウェディング(wedding)」という。日本人には、「ウェディン・グドレス」「ウェディング・ケーキ」のほうが身近だ。「ウェディング」は「結婚する」という意味の「wed」が名詞化したものだが、「wed」の本来の意味は「掛け金」あるいは「保証金」だった。
かつて、古代ゲルマン社会の結婚では、花婿側が花嫁側にお金を払う習慣があったため、結婚に際して、保証金を必要としたのだ。
こうして結婚時に保証金をはらっていくうちに、「wed」には「約束する」「誓う」と言う意味が生まれ、「結婚する」こと自体を指すようになったのだ。
「掛け金」と聞くと抵抗があるが、その本質は「約束する」「誓う」なのだから、「結婚」の意味にピッタリだったというわけだ。

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英語でジャックポット

 宝くじなどで、予想もしない大当たりが出たとき、「ジャックポット(jackpot)」が出たという。このジャックポットと言う言葉は、もともとはトランプゲームのポーカーに由来し、「ポット」とは、1回の勝負に賭けられたお金の総額のこと。
 ポーカーで1回の勝負で大金を得るには、最低でも「ジャック」のカードのワンペア程度は必要だ。そこから、「ジャックポット」という言葉が生まれ、大当たりをするようになった。その後、スロットマシンの世界でも、最高のあたりの組み合わせを「ジャックポット」というようになる。そんな賭博の世界の用語が、宝くじなど、ほかのものにも使われるようになったのだ。


英語でラジャーって何?

 特撮ドラマを見ていると、地球警備隊が、隊長の命令に「ラジャー」と応じるシーンが登場するが、この「ラジャー」、日本独特のものではなく、ちゃんとした英語である。「ラジャー」は、モールス信号に由来する。かつて通信手段として、もっぱらモールス信号がつかわれていた時代、モールス信号の「R」は「了解」という意味で使われていた。
 やがて、モールス信号の時代から肉声による通信の時代にうつってもいっても、「R」が了解を意味するのは変わらなかった。ただ、音声で「アール」とだけ言ったのでは、聞き違いのおそれが出てくる。
 これは、「A」や「B」など、ほかのアルファベットでも同様なので、誤解のない言い方が工夫されるようになった。たとえば、「B」を言うときは、「B」の頭文字を使って「ベーカー」とした。要は、特定の単語で、アルファベットを表現するようにした。その際、「R」は「ラジャー」となったのだ。この「ラジャー」が、やがて通信の世界にとどまらず、幅広く使われるようになったのだ。

英語・早口言葉

「生麦生米生卵」「赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ」は、日本の代表的な早口言葉。英語にも、こうした早口言葉はあって、「タン・ツイスター」(tongue twister)とか「ジョーブレイカー」(jawbreaker)と呼ばれている。「舌がねじれてしまう言葉」「あごがはずれてしまう言葉」という意味だ。
代表的なものの一つが、「She sells seashells on the seashore.」(彼女は海岸で貝殻を売る)。日本人には同じ「シー」でも、英語の「she 」は、静かにと言うときにいう「シーッ!」の発音、「sea」は「スイ」に近い発音になるところがポイント。英語の早口言葉の中でも、とくに難しいと言われるものだ。
一方、簡単なものとしては、「Peter Piper picked a peck of pickled peppers.」(ピーター・パイパーは唐辛子のピクルスをたくさんとった)というのがあって、「P」の発音の練習になる。

英語・偶然の出会い

「世間は狭い」とつくづく思い知らされることがある。旅先で古い友人にばったりでくわしたり、知人の知人に、自分の知人がいたり。
 ある学者の説によると、自分の知人5人をピックアップすれば、そのつながりと、そのまたつながりという繰り返しで、世界中の人とつながっているいることになるのだという。
 世の中、広いようでいて狭いなあ、と感じさせられる話だ。
 そんな風に「世間は(広いようで)狭い」を、英語で表現すると、ずばり「イッツアスモールワールド(It's a small world)」となる。
 この言葉を旅先で知人にばったり出くわしたときに使えば、「奇遇だねえ」という意味になるわけだ。なかなか実感のこもった表現といえるだろう。



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