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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英語・パンク・ロック

ツンツンに逆立てた髪の毛と、穴の開いたジーンズにシャツ。激しいビートと過激なパフォーマンス。1970年代中ごろ、イギリスに登場した「パンク・ロック(punk rock)」は、社会通念や道徳にアンチテーゼを投げかけるところに特徴のある、ロックの一ジャンルだ。
音楽に限らず、ファッションや思想面にも広く影響を与えたことから、社会に反発する態度を「パンク精神」と言ったりもする。
ところで、この「パンク」、つい車の「パンク」を連想してしまうが、直接の関係はない。タイヤを「(クギなどで)パンクさせる」は、英語では「punncture」。
一方、音楽の「パンク」は「ろくでもない人間、若造」とか、「ガラクタ」といういみを持つ「パンク」である。
世の中への不満を荒々しく歌いまくるパンク・ロッカーの姿は、はじめて見る人にとって、おそらくガラクタ同然に見えたのだろう。そこからついたのが、この呼び名というわけだ。


英語でクイズ

簡単な問題やなぞ賭けを意味する英語「クイズ(quiz)」は、アイルランドのダブリンで生まれたといわれる。
1791年、ダブリンの劇場支配人であるディリーという人物が、知人と酒を飲んだ勢いで、ある遊びをおもいついた。24時間のうちに新しい言葉を作って、それを流行らせてみようという賭けをしたのである。
翌朝、ダブリンの街の壁や建物、歩道のあちこちに「クイズ」という言葉が書かれた。デイリー本人が夜のうちに書いたのだが、街の人ははじめて目にする「クイズ」という言葉に謎を感じた。ダブリンの街では、「クイズ」という言葉が話題になり、デイリーは賭けに勝ったのだった。
その新語「クイズ」は、やがて「謎」「謎のような質問」と言った意味を持つようになり、やがては、「質問」「いたずら」「悪ふざけ」を意味するようにもなった。
ただし、異説もあって、すでに古代ローマ帝国時代には、似た言葉があったともいわれる。「qui es?」という言葉で、口述試験の冒頭で使われ、それがやがて英語で謎賭けを意味する「クイズ」になったと言うのだ。

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英語で「旅行」をカタカナでイメージするとき、すぐ思い浮かぶのは、トラベル会社の英語で「トラベル(travel)」か「○○ツアー」の英語で「ツアー(tour)」あたり。しかし、英語には、ほかに英語の「トリップ(trip)」もあれば、「ジャーニー(journey)」もある。
英語で「トラベル」は、乗り物に乗って長い旅をするときや、未知の地へ旅行するときに使われる言葉。また英語の「トラベル」は、漠然と「旅行する」という意味にも使われ、「どこかに旅行したい」といった漠然とした意味の旅は英語の「トラベル」となる。観光やビジネスなどが目的の具体的な旅行は、英語の「トラベル」でなく、英語で「トリップ」が似合う。
英語の「ツアー」は、一定の計画に基づいた旅のこと。旅行会社が「ニュージーランド7日間ツアー」といった広告をよく出すが、これは計画的な旅だから英語の「ツアー」で間違いない。英語の「ジャーニー」は、陸地の旅のこと。他に旅程、行程といった意味を持ち、さらに抽象的に旅を語る時も、英語の「ジャーニー」が用いられる。また、つらい旅、感傷的な旅も英語で「ジャーニー」で表現される。


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