忍者ブログ
英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

英単語・炭酸飲料
日本では、マクドナルドを「マック」と呼ぶか「マグド」と呼ぶかで、しばしば議論になることがある。東日本出身者に多いのが「マック」派で、西日本出身者に多いのが、「マクド」派となることが多い。
これと同じように、アメリカでも、炭酸飲料を何と言うかで出身地がわかることがある。ニューヨークをはじめ、中部より東の地域では、「ソーダ(soda)」というのが一般的で、ハワイも同じく「ソーダ」だ。
ところが、中西部より西の地域では、コーラやジンジャエールなどの炭酸飲料を「ポップ(pop)」と呼ぶ。「ポップ」は、本来「ポンとはじける」という意味で、炭酸飲料の栓を抜いたときに、ガスがおおきな音とともに逃げていくことから、こう呼ばれるようになった。「ポップコーン(popcorn)」の「ポップ」と同じである。
しかし、東部のニューヨークでは「ポップ」というと、通じないか、「西から来た人でしょう」とからかわれたりする。

英単語・怪しい話
日本では、真偽の疑わしい話を用心して聞くときに、「話半分に聞く」「眉につばをつける」などという。では、英語では、これをどう表現するのだろうか?
これは、身近な調味料である「塩」を用いた慣用句「take it with a grain of salt」を使うと便利だ。たとえば、「You have to take everything he says with a grain of salt.」といえば、「あいつの言うことは、話半分にきいておいたほうがいい」の意味になる。
「with a grain of salt」を直訳すると、「わずかな塩を加えて」という意味になる。では、なぜこれが「話半分に聞く」という意味で使われるのかというと、塩は昔、今以上に貴重な調味料であり、魔力さえもっていると考えられていたからだ。
と同時に、塩を加えれば毒にあたらないという迷信も広まっていて、暗殺を恐れる権力者などは、塩を添えてない食事は口にしなかったという。そこから、「少量の塩を加える」→「疑いを持って話を聞く」という慣用句が生まれたのである。

PR

オーストラリア英語
オーストラリアの家庭にホームステイすると、帰国の際、こんなことを言われてびっくりするかもしれない。
「ユー・アー・ゴーイング・ホーム・トゥダイ」
「トゥダイ」を「to die」と受け取ってしまうと、「帰国して死ぬ」の意味になり、ドッキリしてしまうのだが、実はこれ、オーストラリア英語の「トゥデイ(today)」のこと。オーストラリア英語の特徴を示す典型的な一例だ。
オーストラリア英語は、イギリス英語と類似点が多く、意味を理解できないような発音はそれほど多くない。とはいえ、この例のように、独特の発音をするものや、オーストラリアでしか用いられない語彙が混じることはある。
日本人にも有名なのは、「ハロー」の代わりに、「Good Day」の縮まった「グッダイ(G'Day)」を用いること。また、「Nice」を「ノイス」と発音したり、相手の話に相づちを打つときに、「Fair go.」と言ったりする。
また、お茶は「cup of tea」が縮まった「cuppa」で表現。「Let's have a cuppa」(お茶にしよう)という風に使う。



忍者ブログ [PR]
スポンサード リンク
アクセス解析
MicroAd
アクセス解析