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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英語の複数形
英語で「older than 20 of age」は「20歳以上」の意味ではない!

日本語で「20歳以上」といえば、20歳は含まれる。では、英語で「older than 20 of age」と言えば、20歳は含まれるか、含まれないのか?
正解は「含まれない」。「older than 20 of age」とあれば、「21歳以上」と言う意味になる。また、「younger than 20 of age」とあれば、これも20歳を含まず、「19歳以下」のことである。日本語訳をすれば、「19歳以下」か「20歳未満」となる。
しかし、英語の公文書などに、「older than 20 of age」と書いてあると、英語を母国語としない人は、「20歳以上」と誤解する人も少なくない。混乱を避けるため、わざわざ「20years old and older than the age 」(20歳および20歳より上)と明示されていることもある。

英語で「child」の複数形が、なぜ「children」になってしまうのか
英語の名詞の複数形は、たいてい語尾に「s」か「es」を付ければいい。しかし、何にでも例外があるように、名詞の複数形にも変則的なものがある。その代表格は、「チャイルド(child)」の複数形である「チルドレン(children)」。なぜ、「childs」ではなく、「children」となったのだろうか?実は昔の英語には、複数形を作る方法がいくつもあった。「child」にしても、13世紀のイギリス北部や中北部では、「er」をつけた「childer」や、「re」をつけた「childre」が複数形として使われ、南部では「en」をつけた「childen」が使われていた。その後、これらの単語が合体して、「children 」となったとみれれている。
もっとも、現在でも、英語圏全部が、「children」に統一されているわけでもない。いまでも「childer」を使う地方もあれば、「childs」を使う地方もある。と言うことは、中学時代のテストで、「child」の複数形を「childs」と答えてxを付けられた人も、△位はもらってよかったと言うことになる?!
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英語圏の年月日の表し方
英語圏のイギリスとアメリカでは年月日の読み方がまるっきり違う!

「161st. St. and river Avenue Bronx NY」
これは、松井秀喜の所属するニューヨーク・ヤンキースの本拠地、ヤンキースタジアムの住所。見てわかるように、日本語とは住所の書き方が反対になっている。
たとえば、日本の甲子園球場の住所は、「兵庫県西宮市甲子園町1-82」である。日本では、「県、市、町、番地」と、大きな枠組みから順番に枠組みを広げていく。
また、英語圏では、番地が「4-25」であれば、読むときは、「フォー・ダッシュ・トゥエンティファイブ」となる。
ちなみに、年月日も、日本とは逆になる。日本では、「1985年3月1日」のように表記するが、英語圏では年号が最後になる。月日の書く順は、アメリカとイギリスでは違い、アメリカは「March 1st 1985 (3/01/1985とも書く)」だが、イギリスでは、「1st March 1985 (01/3/1985)」の順になる。読み方は、月日の部分が、アメリカでは「月名+(the)+助数詞」となるのに対し、イギリスでは「the + 序数詞+of+月名」となる。ちなみに、年号の部分は、100年刻みに2桁ずつ分けて読む。「1985」は「ナインティーン・エイティファイブ」で、間に「0」がはいれば、「オウ」と発音するので、「2007」は「トウェンティ・オウ・セブン」となる。

英語圏の不動産広告には部屋の広さが書かれてないって?!
日本の不動産屋の広告を見ると、マンションや家の広さは「6畳、6畳、DK4.5」と書かれていたり、間取り図がついているものだ。
一方、欧米の不動産広告には、「5Bed room, swimming pool, Sauna, Separate Dining Room」とか、「3BR,2BA.3lev.TH」(3寝室、2浴室・トイレ付、3階建てタウンハウス)とだけ書かれ、各部屋の広さまではわからない。
欧米では、部屋の数が重視され、それぞれの部屋の広さは、さほど重要視されない。これは、10畳の寝室もあれば、4畳半の寝室もあると言うような極端なことがほとんどないからで、部屋の広さをわざわざ表示する必要がないのである。
もちろん、その広告を出している不動産屋に聞けば、部屋の間取りや面積(平方フィート)を聞くことができるが、その家の広さは大体想像できるという訳だ。
その場合の常識は、主人夫妻の寝室である主寝室の広さは、日本流に言えば20畳程度。子供部屋や来客用の寝室が8~12畳。リビングは、ダイニングをあわせて25~30畳くらい。仮に4畳半ぐらいの狭い部屋がある場合は、「Ironing room」(アイロンをかける部屋)また、「Store Room」(物置)と表示されている。
英語でコインのダイムは?
なぜ、10セント硬貨を「ダイム」と言うのか?

アメリカでは、一般に、25セント硬貨を「クォーター」、10セント硬貨を「ダイム」と呼ぶ。「クォーター」は「4分の1」と言う意味で、25セントは1ドルの4分の1だから、そう呼ぶ理由はわかりやすい。では、なぜ10セント硬貨は「ダイム」と呼ばれるのだろうか?
英語の辞書を引いても、「ダイム(dime)」に「10分の1」と言う意味は出てこない。ところが、「ダイム」の語源をたどると、ラテン語の「デシマ」「デセム」に行き当たる。このラテン語が、「10分の1」と言う意味で、これがフランス語の「ディーム」を経て、英語では、10セント硬貨を表すようになったのである。

英語圏で25セント硬貨が「ツゥー・ビッツ」と呼ばれる謎
アメリカへはじめて行った時は、25セント硬貨(クォーター)にちょっと戸惑うものだ。日本では、「25」と言う数字になじみがないため、計算する時、まごつくことが多い。
例えば、「85セント」と聞いても、とっさに「クォーター3枚とダイム1枚」とは思い浮かばないものだ。
それでも慣れてくると、この25セントを便利と思うようになるものだが、アメリカでは、この硬貨を「クォーター」以外に、「ツゥー・ビッツ(two bits)」とも呼ぶ。直訳すれば、「二つのかけら」と言う意味。なぜ、25セント硬貨に、そんなあだ名がついたのだろうか?
18世紀のアメリカでは、スペインのコインのかけらを「ビット」と呼んでいた。当時、スペイン製の1ドル硬貨は銀製で、とても大きかった。そこで、8等分されて使われ、その小片が「ビット」で、12セント半の価値があった。
やがて、25セント硬貨が使われるようになると、「ビット」の2倍の価値と言うことで、「ツゥー・ビット」と呼ばれるようになり、それが今も残っているのである。


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