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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英語が得意な人も混乱するアメリカ英語の“なまり”
 
 アメリカの翻訳小説を読んでいると、ときどき「おらぁ、腹へっただ。」というような東北弁が飛び出してくることがある。アメリカの方言に日本の東北弁を当てるというのも妙な話なのだが、アメリカ英語ののなまりを感覚的に伝えるのには都合がいい方法なのだろう。
 広いアメリカでは、地域ごとに特徴のある方言が話されているが、一般的なアメリカ英語とされるのは、中西部から西海岸にかけて話されている英語である。一方なまりが強いのが南部方言で、単語を伸ばし、ゆっくり話すところに特徴がある。
 例えば、南部の州では「99」を英語で「ナ~ンティナ~ン」という風に発音する。同じように「my」は「マ~」、「eye」は「ア~」、「price」は「プラ~ス」と発音する。また、「you hear」を縮めた「y'hear」(ユヒア)のような発音があるのも特徴的だ。全体的に、のんびりした感じを与える発音が多い。
 一方、ニューイングランドと呼ばれる北東部の諸州には、いわゆる「東部なまり」がある。「bird」を「ボイド」、「perfect」を「ポイフェクト」のように発音したり、「there」を「デア」、「mother」を「マダー」のように発音するのが特徴だ。
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英語で「笑う」を表現するとき、すぐに浮かぶのが英語の「スマイル(smile)」だが、他に英語で「ラフ(laugh)」という表現もある。あるいは、「チャクル(chuckle)」「グリン(grin)」といった言葉もあり、同じ「笑う」でも単語によって意味合いが異なる。
英語で「スマイル」は、にっこりとほほ笑むこと。もっぱら好意を表すときに使うが、声をたてて笑う時には、使わない。声をたてて笑うのは英語で「ラフ」のほう。英語で「グリン」は、歯を見せた、英語で{スマイル」。英語の「チャクル」は、ひとりで楽しむ、くすくす笑いを指す。

英語で「森林」を意味するには、「フォレスト(forest)」と『ウッズ(woodかwoods)』があるが、この二つは単純に「林」や「森」に対応するものではない。日本では、樹木が群れた場所を「林」と呼び、林の規模が大きくなると「森」になる。まず、規模の点でいうと、英語で「フォレスト」は、森林や森林地帯を指し、英語の「ウッズ」は森や林を指す。
英語の「フォレスト」のほうが規模は大きいわけである。さらに、英語で「フォレスト」と『ウッズ』は、人の手が入っているかどうかでも使い分けられる。英語で「フォレスト」は未開の部分のある森林であり、人の手が入ったものをいう。さらに下草を切り払って手入れした森や林は、「グローブ(grove)」と呼ぶ。英語の「ウッズ」よりも小規模で、日本なら『里山の林』といったニュアンスだ。



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