忍者ブログ
英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
[50] [49] [48] [47] [46] [45] [44] [43] [42] [41] [40]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

英語・パンク・ロック

ツンツンに逆立てた髪の毛と、穴の開いたジーンズにシャツ。激しいビートと過激なパフォーマンス。1970年代中ごろ、イギリスに登場した「パンク・ロック(punk rock)」は、社会通念や道徳にアンチテーゼを投げかけるところに特徴のある、ロックの一ジャンルだ。
音楽に限らず、ファッションや思想面にも広く影響を与えたことから、社会に反発する態度を「パンク精神」と言ったりもする。
ところで、この「パンク」、つい車の「パンク」を連想してしまうが、直接の関係はない。タイヤを「(クギなどで)パンクさせる」は、英語では「punncture」。
一方、音楽の「パンク」は「ろくでもない人間、若造」とか、「ガラクタ」といういみを持つ「パンク」である。
世の中への不満を荒々しく歌いまくるパンク・ロッカーの姿は、はじめて見る人にとって、おそらくガラクタ同然に見えたのだろう。そこからついたのが、この呼び名というわけだ。


英語でクイズ

簡単な問題やなぞ賭けを意味する英語「クイズ(quiz)」は、アイルランドのダブリンで生まれたといわれる。
1791年、ダブリンの劇場支配人であるディリーという人物が、知人と酒を飲んだ勢いで、ある遊びをおもいついた。24時間のうちに新しい言葉を作って、それを流行らせてみようという賭けをしたのである。
翌朝、ダブリンの街の壁や建物、歩道のあちこちに「クイズ」という言葉が書かれた。デイリー本人が夜のうちに書いたのだが、街の人ははじめて目にする「クイズ」という言葉に謎を感じた。ダブリンの街では、「クイズ」という言葉が話題になり、デイリーは賭けに勝ったのだった。
その新語「クイズ」は、やがて「謎」「謎のような質問」と言った意味を持つようになり、やがては、「質問」「いたずら」「悪ふざけ」を意味するようにもなった。
ただし、異説もあって、すでに古代ローマ帝国時代には、似た言葉があったともいわれる。「qui es?」という言葉で、口述試験の冒頭で使われ、それがやがて英語で謎賭けを意味する「クイズ」になったと言うのだ。

PR


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
スポンサード リンク
アクセス解析
MicroAd
アクセス解析