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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英単語・由来・語源

英語で「今日」「今晩」「明日」は、それぞれ「トウディ(today)」「トウナイト(tonight)」「トウモロウ(tomorrow)」となる。いずれの単語の頭にも「to」がつくが、これは偶然ではない。「today」 「tonight」 「tomorrow 」は、いずれももとは2つの単語で、副詞的に使われていた。つまり、「to day」で「昼に」、「to night」で「夜に」、「to morrow」で「朝に」というように使われていたのだ。
それが頻繁に使われるうちに、たとえば「to day」は、まず、「-」がついて「to-day」となり、やがて「today」というひとつの単語になったのだ。
また、「to day」はもともとは「昼に」と言う意味だったが、電気のない時代は、昼にたいていのことをすませたため、そこから「今日」という、より広い意味に変化した。


英単語・由来・語源

列車やホテル、レストランの予約を取り消すことを、英語では「キャンセル(cancel)」という。この「キャンセル」は、ラテン語の「canceli」からうまれた言葉だが、もとのラテン語に「取り消す」という意味はなかった。
ラテン語の「canceli」は「格子」を意味したのだが、「格子」を意味する言葉が「取り消し」の意味になったのは、当時の筆写事情による。
かつて、紙は貴重品だった。だから、書き損じたときには、今のようにクシャクシャと丸めてすてるなんてとんでもない話で書き損じた部分に「×」という二重の×印をつけて使用した。この二重の×印が格子状であるところから、「×」は「canceli」と呼ばれるようになった。
この取り消し印を表すラテン語の「canceli」が、やがて「取り消し」を意味するようになり、英語にもなった。

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