忍者ブログ
英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
[30] [29] [28] [27] [26] [25] [24] [23] [22] [21] [20]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

英語版・日本文学

日本が誇る村上春樹の作品は、アメリカやイギリス、フランス、ロシア、中国などで大変な人気を博しており、各国の書店に行くと、『Norweigian Wood』(ノルウェイの森)、『Dance,Dance,Dance』(ダンス・ダンス・ダンス)、『A Wild Sheep Chase』(羊をめぐる冒険)などの翻訳書が、ずらりと平積みにされている。

ノーベル文学賞を受賞した川端康成も、海外での評価が高い。『Snow Country』(雪国)や『The Izu Dancer』(伊豆の踊り子)などが有名だ。

その他に、英語に翻訳されている文学作品のタイトルの一部をあげると、太宰治の『No Longer Human』(人間失格)、松本清張の『Points And Lines』(点と線)、三島由紀夫の『After The Banquet』(宴のあと)、夏目漱石の『And Then』(それから)など。
 
島崎藤村の『Essays In Idleness』(徒然草)、清少納言の『The Pillow Book』(枕草子)などは、原題より英語タイトルのほうが、むしろわかりやすいくらいだ。
 鴨長明の『The Ten Foot Square Hut』(方丈記)は、方丈(一文四方の庵)=約3m四方=約10フィート四方ということからついたものだ。

英語版・日本の歴史上の事件

知っているようで意外に知らない英語の表現といえば、日本の歴史上の事件。訳語を知っておけば、話のネタとして便利だ。

例えば、日本の武士道の精神といわれる「赤穂義士討ち入り事件」は、「Fourty-Seven Ronin Incident」。「インシデントは(Insident)」は「重大事につながる紛争、事件」のことだから、「Hnnouji Incident」(本能寺の変)や、「Manchurian Incident」(満州事変)などにも使われる。
 
民衆が起こした地域的な反乱は「アプライジング(uprising)」。室町時代にしばしばおこった農民による「一揆」は「Peasant Uprising」で、江戸時代の「島原の乱」は、「Shimabara Uprising」という。
 
お上に対する謀反や反乱は、「リベリオン(rebellion)」。「Rebellion by Tairano Masakado」(平将門の乱)とか、「Satsuma Rebellion」(西南戦争)などという。
王政復古を表すのは、「リストレーション(restoration)」で、天皇を中心とする新政府が成立した「明治維新」は、「Meiji Restoration」だ。
ほか、「大化の改新」は「Taika Reform」、「応仁の乱」は「Onin War」、「関ヶ原の戦い」は、「Battle of Sekigahara」と英訳される。

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
スポンサード リンク
アクセス解析
MicroAd
アクセス解析