忍者ブログ
英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
[87] [86] [85] [84] [83] [79] [81] [80] [82] [78] [77]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

英単語・数
日本人が面食らう「数」の感覚と数え方
英語圏で言う「娘盛り」の驚きの年齢は?

その昔、日本では「鬼も十八、番茶も出花」といわれ、女性は18歳の頃が最も美しいとされた。
では、援護件の言い方では、娘盛りは何歳といわれているのだろうか?
そういう意味の英語には、「スイート・シックスティーン(sweet sixteen)」という言葉がある。「花の16歳」という意味で、英語圏ではこの辺りを娘盛りとするというわけだ。ただ、本当にその年頃が一番美しいから、こう呼んだかどうかはいささか怪しい。韻を踏むように「s」を繰り返し発音するリズムが、耳に心地よいからではないかとも見られるのだ。
たとえば、英語圏には、発音の“準備運動”として、「Six little thistles stick(6つのあざみのとげが突き刺さる)」、「Swan swan over the sea : swim, swim, swan, swim(白鳥が海を泳いだ。泳げ、白鳥、泳げ)といった言い回しがある。「sweet sixteen」という言葉も、「s」そ規則的に発音する語呂のよさから広まったと見られるのだ。

英語で「ティーンエージャー」に10~20歳が含まれない理由とは?
「ティーンエージャーって何歳のこと?」と問われれば、「10代」と答える人が多いだろう。そのため、日本では、11歳や12歳の小学生も「ティーンエージャー」に含まれると思っている人が多い。
ところが、英語では12歳以下は含まれず、13歳から19歳までの若者のことになる。英語の数で「ティーン」という接尾辞が着くのは、「13」から「19」までだからである。
大昔の人々は、手の指を使って数を数えていた。ところが、手の指は10本しかなく、11個目は一つあまることになる。そこで、11のことを「そして一つ残った」という意味の「イレブン」という言葉で呼んだ。「トゥウェルブ」は「そして二つ残った」という意味である。
しかし、13以上は「3と10」「4と10」・・・と数えたので、3や4に10を意味する「ティーン」と付けて表すようになった。だから、「サーティーン」とは「3と10」ということなのである。
PR


忍者ブログ [PR]
スポンサード リンク
アクセス解析
MicroAd
アクセス解析