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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英単語・ナポレオン
英語で「有名人の最後の言葉」とは決してほめ言葉ではない?
「余の辞書に不可能と言う文字はない」とは、言わずと知れたナポレオンの言葉。だが、そんな威勢のいい言葉をはっしても、結局は戦いに敗れて島流しになってしまった。
こんなふうに、歴史上の人物が残した名セリフには聞こえはいいが、実体が伴わないもの少なくない。「これは、全ての戦争を終わらせるための戦争だ」とか「人類は同じ過ちを繰り返さない」とか。
そこから英語では、「famous last words」(歴史上の有名人が死に際に残した言葉)が、「真実味に欠けた言葉」という皮肉で使われるようになった。
例えば、「社長が、今年の冬のボーナスははずむって、言ってたぜ」と言うセリフに対して、「Famous last words」(口だけだよ)と切り返すのである。

英単語・白鳥
英語で人生最後の作品が「白鳥の歌」と呼ばれるマル秘エピソード
夏目漱石の「明暗」、太宰治の「グッドバイ」、三島由紀夫の「天人五衰」(四部作『豊饒の海』第四巻)といえば、いずれも絶筆となった作品。英語では、こうした作家の最後の作品を「白鳥の歌(swan song)」と言う。
これは、「白鳥は、死の直前に美しい声で歌う」と言う古い言い伝えに由来する。このロマンチックな言い伝えが、多くの詩人に読まれたこともあって、やがて作家に限らず、芸術家の最後の作品と言う意味で使われるようになった。また、新聞や雑誌では、大統領や首相の退陣声明の意味で使うこともある。
ただし、「白鳥は、死ぬ直前に美しい声で歌う」と言うのは、人間の生み出した作り話。そもそも白鳥は、歌うような鳴き声は出さない鳥だ。
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