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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英単語・ドッグデイ
「ドッグデイズ」って、どんな時期のこと?
最近は、夏本番を迎えると、コンビニやスーパーの店頭にも、ウナギ弁当やウナギの蒲焼が並ぶ。ご存知のように、土用の丑の日にウナギを食べると、夏ばてすることなく、暑い季節を乗り越えられると言われているからである。
一方、英語では、そういう猛暑の季節を「ドッグデイズ(dog days)」と呼ぶ。英語では、なぜ「犬」が出てくるのだろうか?
これには、星座が関係している。正座の大犬座はえいごでは「キャニス・メジャー(Canis Major)」と言うが、その主星であるシリウスは、別名「ドッグスター(dog star)」と呼ばれる。そこから、この「ドッグスター」が太陽と同じ時期に昇る時期(7月3日~8月11日)を「ドッグデイズ」と呼ぶようになり、夏の暑い日のことや猛暑のことも「ドッグデイズ」と呼ぶようになったのだ。
ちなみに、俗説では、あるイギリス人がインドを訪れた際、あまりの暑さに家の中でぐったりしていると、犬だけは、外を走り回っていた。そこから、「こんな暑い日は、犬たちだけの日だわ(These hot days are only for dogs .)」と言い、「ドッグデイズ」という言い方が生まれたとも言われる。

「猫や犬が降る」と言う表現の由来とは
英語では、「花吹雪」のことを「It rains flowers.」、「地の雨が降る」ことを「It rains blood.」と言うが、英語には「It is raining cats and dogs.」と言う表現もある。
17世紀のイギリスでは、大変な数の野良猫や野良犬が走り回っていた。当時は、排水路が設置されていなかったので、激しい雨が降ると、猫や犬が街路に溢れた。
その光景が、まるで猫や犬が降ってきたように見えたことから、こんな表現が生まれたと言う。
また、猫は大雨を招き、犬は大風を招くという迷信から、嵐の時、「猫や犬が降ってくる」と言う表現が生まれたと言う説もある。
ただし、この表現、受験勉強中心の日本では、比較的知られた慣用句だが、英語圏の日常会話ではほとんど死語化している。
だから、日本人がいきなり使ったりすると、「あなたはシェイクスピアのような人だ」とからかわれることになる。
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