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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英語・あいさつ

日本語の「夕方」と「夜」にあたる英語は、「イブニング(evening)」と「ナイト(night)」。英語でも日本語でも、薄暗い時間帯と、すっかり暗くなった時間帯を呼び分ける。
では、午後8時頃、人にあったときのあいさつは、「グッドイブニング」と「グッドナイト」のどちらになるのだろうか?というと、「その時刻に薄暗ければ(グッドイブニング)で、すっかり暮れていれば(グッドナイト)じゃないの」と思う人もいるだろう。しかし、「グッドナイト」には、「おやすみ」の意味もある。だから、「グッドナイト」は、夜、人と別れるときに使っても、あったときには使わないのだ。
だから、人と出会ったときのあいさつは、薄暗いときでも、暗くなってからも「グッドイブニング」になる。

英語・うるう年

うるう年とは、ご存じの通り、一年を366日とする年のこと。地球の公転周期が365日と5時間48分46秒だから、それが4回続くと、端数がほぼ一日分たまる。それで、4年に1回ずつ、2月の日数を29日とし、帳尻を合わせているのだ。
どうして、あまった一日を、2月に持ってきたかというと、今の暦の原型は、古代ローマで作られ、当時ローマでは、2月が1年の最後の月だったからだ。つまり、一年の最後に1日をくっつけて、わかりやすくしたのである。
英語ではこのうるう年を「リープ・イヤー(leap year)」という。「リープ」は「ジャンプ(jump)
」とほぼ同じ意味の単語だが、2月28日を飛び越して3月1日になるならまだしも、逆に日数が1日増えている年のことを、なぜ「飛び越す年」というのだろうか?
この場合は、飛び越すのは、日数ではなく、曜日。通常の年の場合、曜日は1年に1日ずれ(365÷7=52余り1)、ある年の元日が月曜日だとすると、翌年の元日は火曜日になる。しかし、うるう年の場合、1日多く飛び越して、翌年の元日は水曜日になる。それで、こんな呼び方がうまれたのだ。

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英語で会社の役職

海外で仕事をしようとすると、部長、課長といった役職も、英語でしなければならない。部長のことを誤って英語で「係長」とでも伝えたら、あとあと大変だ。

まずヒラは、「オフィスワーカー(office worker)」
その上の主任、係長クラスは「ユニット・チーフ(unit chief)」となる。
課長は「セクション・チーフ(section chief)」、
部長は「デパートメント・チーフ(department chief)」、部課長クラスは「ミドル・マネジメント(middle managemant)」と総称される。 取締役クラス以上になると、総称で「トップ・マネジメント(top management)」という。
社長は基本的に、「プレジデント(president)」か、最高経営責任者を意味する「CEO」だ。
 
「CEO」は、「Chief Executive Officer」の略。ただ日本では、会長が「CEO」となることも少なくないから、その場合、「社長=CEO」とはならない。
また、副社長は「エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント(executive vice president)」。
「エグゼクティブ」のない、ただの「ヴァイス・プレジデント」は、取締役と部長の中間クラスの人物を指す。
常務、専務クラスは、「シニア・マネイジング・ディレクター(senior managing director)」と呼ばれる。
 

英語で四季は?

春から新しい学年が始まる日本とは違って、欧米の学校では、9月から新学年が始まる。こんな風に、日本では当たり前に思われている習慣が、外国では当たり前ではないことが少なくない。

例えば、「春夏秋冬」という季節のとらえ方もそうだ。新生活が始まる春は、日本では、1年の始まりを告げる季節である。ところが、英語で「四季」を順に言うならば、「冬春夏秋」、すなわち、「winter,spring,summer,fall」と表現するのが一般的なのだ。新年(New Year)が1月から始まるのだから、この順番のほうが理屈にかなっているともいえる。

英語とは意味の違う日本語

日本では、渋くて落ち着いた雰囲気の男性は「ニヒルな男」と呼ばれ、「あのニヒルな表情がたまらない」と女性からモテることもある。ところが、英語で「ニヒル(nihil)」といえば、「虚無的」とか「冷たく覚めている」といった否定的なニュアンスしかない。褒め言葉として使うなら、「クール(cool)」(落ち着いている)を用いたほうがいい。

同じように、すっかり和製英語化してしまっているのが「ナイーブ(naive)」。日本では、「傷つきやすい、繊細な」といった意味で、「彼女ってナイーブよね」というが、英語では「常識知らず、だまされやすい」の意味になる。「繊細な神経の持ち主」といいたいなら、「センシティブ(sensitive)」がふさわしい。

「スマート(smart)」も、日本独特の使い方をする単語の一つ。「細身でスラリとした人」という意味で使われているが、英語では「頭のいい」「洒落ていて上品な」という意味。

痩せている場合は、「スリム(slim)」か「スレンダー(slender)」を使うのが適当だ。
 



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