英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
英語・九九
英語にも、「九九」の覚え方があった! 「に位置が、に」「ににんが、し」「にさんが、ろく」…。日本の子供は、掛け算を覚える時、このように「九九」を暗唱する。 子供にも覚えやすいし、いったん暗記してしまえば、生涯、便利に使うことができる。 では、英語圏の子供は、掛け算をどのように覚えるのだろうか?英語圏では、たいてい「掛け算表(multiplication)」を見ながら覚える。その掛け算表は、縦と横の欄に「1」から「10」又は「12」までの数字が書かれ、例えば、たての「7」の列と横の「8」の列のぶつかったところに、「56」というように答えが書かれている。この計算表を見ながら「x」を「タイムズ(times)」、「=」を「イコール(equals)」と発音して唱えていくのだ。 例えば、「2」の段なら「2の段はじめ(The two times table start)」と言ってから、「two times one equals two, two times two equals four」と言う具合である。 ただし、日本人のように、暗記を強制されることはないので、きちんと覚えている人は意外に少ないと言われている。 また、覚えているのは、5の段ぐらいまでと言う人も少なくない。複雑な計算をしなければならないときは、電卓を使えば問題無しと言うのが、一般的な考え方のようだ。 英語で電話番号は、こうやって読むのが正解! ホテルの部屋番号は、数字を一つずつ発音してもかまわない。たとえば、「518号室」の場合、「five one eight」と言えば通じる。しかし、ネイティブ・スピーカーは、「five-eighteen」と下2桁をまとめて発音する。国道の何号線と言うのも同じで、「国道217号線」なら、「route two-seventeen」と言う言い方が一般的である。では、電話番号を伝える場合は、どのように発音すればいいのだろうか。じつは、以外に単純で、数字を順番に一つずつ呼んでいけばいいだけである。 例えば、「123-4567」と言う電話番号なら、「ワン・ツー・スリー」で一息置いて、「フォー・ファイブ・シックス・セブン」と続ける。つまり、日本語とほぼ同様なのだ。「123」と「4567」の間のハイフンは「ハイフン」や「ダッシュ」と発音してのいいが、一息置く程度で、読まないのが一般的だ・ 日本語と違うのは、「0」を「ゼロ」の代わりに、「オウ」と発音してもかまわないこと。ただし、「オウ」ははっきり発音しないと、「フォー」と聞き間違えられることもある。 また、「22」などと同じ数字が続く時には、「ダブル・ツー」、3つ続く時には「トリプル・ツー」と言ってもOKだ。 PR
英単語・ナポレオン
英語で「有名人の最後の言葉」とは決してほめ言葉ではない? 「余の辞書に不可能と言う文字はない」とは、言わずと知れたナポレオンの言葉。だが、そんな威勢のいい言葉をはっしても、結局は戦いに敗れて島流しになってしまった。 こんなふうに、歴史上の人物が残した名セリフには聞こえはいいが、実体が伴わないもの少なくない。「これは、全ての戦争を終わらせるための戦争だ」とか「人類は同じ過ちを繰り返さない」とか。 そこから英語では、「famous last words」(歴史上の有名人が死に際に残した言葉)が、「真実味に欠けた言葉」という皮肉で使われるようになった。 例えば、「社長が、今年の冬のボーナスははずむって、言ってたぜ」と言うセリフに対して、「Famous last words」(口だけだよ)と切り返すのである。 英単語・白鳥 英語で人生最後の作品が「白鳥の歌」と呼ばれるマル秘エピソード 夏目漱石の「明暗」、太宰治の「グッドバイ」、三島由紀夫の「天人五衰」(四部作『豊饒の海』第四巻)といえば、いずれも絶筆となった作品。英語では、こうした作家の最後の作品を「白鳥の歌(swan song)」と言う。 これは、「白鳥は、死の直前に美しい声で歌う」と言う古い言い伝えに由来する。このロマンチックな言い伝えが、多くの詩人に読まれたこともあって、やがて作家に限らず、芸術家の最後の作品と言う意味で使われるようになった。また、新聞や雑誌では、大統領や首相の退陣声明の意味で使うこともある。 ただし、「白鳥は、死ぬ直前に美しい声で歌う」と言うのは、人間の生み出した作り話。そもそも白鳥は、歌うような鳴き声は出さない鳥だ。
英単語・愛国主義
英語で狂信的な愛国主義を指す「ショウビニズム」の由来は? 熱狂的で、排他的な愛国主義のことを、「ショウビニズム(chauvinism)」という。これは、あるフランス人の名から生まれた言葉である。 そのフランス人は、「ニコラ・ショウヴァン(Nocolas Chauvin)」と言う兵士。彼は、ナポレオン時代の兵士であり、皇帝ナポレオンに絶対の忠誠を誓っていた。 その忠誠心は、ナポレオンが没落し、セント・ヘレナ島に流されても変わらなかった。敗れ去ったナポレオンにもフランスにも、悪いところはなかったと主張する彼の姿は、いつしか喜劇で風刺されるようになった。 そこから、熱狂的な愛国兵士「ショウヴァン」と言う名は、エキセントリックなイメージをもたれ名がら広まり、排他的な愛国主義を指す言葉として、「ショウビニズム」という言葉も生まれたのだ。 英語で私を表す「I」は、なぜ大文字で書くのか 英語の特徴の一つは、「私は」と言う意味の「I」を、文頭であれ文中であれ、常に大文字で書くこと。 これを英語に近い言語であるフランス語やドイツ語と比べると特徴が際立つ。 フランス語の「私は」である「je」や、ドイツ語の「私は」である「ich」は、文中では小文字になる。英語だけが、「私は」を常に大文字で表すのだ。 これは印刷技術の発達と関係がある。実のところ、英語の「I」も、かつては小文字で書かれていた。英語の「I」は、もとはドイツ語の「ich」に由来すると見られ、「ich」が英語に入り、やがて「i」だけで「私は」を意味するようになった。 活字印刷のない、手書きの時代はそれで問題なかったが、15世紀以降、印刷技術が大きく発達する。活版で「i」の一文字を印刷すると、なんとも読みづらく、誤植のようにも見えた。加えて、みすぼらしくさえ見えることもあって、「i」を目立たせようとする工夫が加えられた。 一時は「i」に変えて「j」が試されたが、やはり目立たず、大文字の「I」が登場することになったのだ。 |
スポンサード リンク
アクセス解析
MicroAd
カテゴリー
アクセス解析
|