英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英語圏の年月日の表し方
英語圏のイギリスとアメリカでは年月日の読み方がまるっきり違う! 「161st. St. and river Avenue Bronx NY」 これは、松井秀喜の所属するニューヨーク・ヤンキースの本拠地、ヤンキースタジアムの住所。見てわかるように、日本語とは住所の書き方が反対になっている。 たとえば、日本の甲子園球場の住所は、「兵庫県西宮市甲子園町1-82」である。日本では、「県、市、町、番地」と、大きな枠組みから順番に枠組みを広げていく。 また、英語圏では、番地が「4-25」であれば、読むときは、「フォー・ダッシュ・トゥエンティファイブ」となる。 ちなみに、年月日も、日本とは逆になる。日本では、「1985年3月1日」のように表記するが、英語圏では年号が最後になる。月日の書く順は、アメリカとイギリスでは違い、アメリカは「March 1st 1985 (3/01/1985とも書く)」だが、イギリスでは、「1st March 1985 (01/3/1985)」の順になる。読み方は、月日の部分が、アメリカでは「月名+(the)+助数詞」となるのに対し、イギリスでは「the + 序数詞+of+月名」となる。ちなみに、年号の部分は、100年刻みに2桁ずつ分けて読む。「1985」は「ナインティーン・エイティファイブ」で、間に「0」がはいれば、「オウ」と発音するので、「2007」は「トウェンティ・オウ・セブン」となる。 英語圏の不動産広告には部屋の広さが書かれてないって?! 日本の不動産屋の広告を見ると、マンションや家の広さは「6畳、6畳、DK4.5」と書かれていたり、間取り図がついているものだ。 一方、欧米の不動産広告には、「5Bed room, swimming pool, Sauna, Separate Dining Room」とか、「3BR,2BA.3lev.TH」(3寝室、2浴室・トイレ付、3階建てタウンハウス)とだけ書かれ、各部屋の広さまではわからない。 欧米では、部屋の数が重視され、それぞれの部屋の広さは、さほど重要視されない。これは、10畳の寝室もあれば、4畳半の寝室もあると言うような極端なことがほとんどないからで、部屋の広さをわざわざ表示する必要がないのである。 もちろん、その広告を出している不動産屋に聞けば、部屋の間取りや面積(平方フィート)を聞くことができるが、その家の広さは大体想像できるという訳だ。 その場合の常識は、主人夫妻の寝室である主寝室の広さは、日本流に言えば20畳程度。子供部屋や来客用の寝室が8~12畳。リビングは、ダイニングをあわせて25~30畳くらい。仮に4畳半ぐらいの狭い部屋がある場合は、「Ironing room」(アイロンをかける部屋)また、「Store Room」(物置)と表示されている。 PR
英語でコインのダイムは?
なぜ、10セント硬貨を「ダイム」と言うのか? アメリカでは、一般に、25セント硬貨を「クォーター」、10セント硬貨を「ダイム」と呼ぶ。「クォーター」は「4分の1」と言う意味で、25セントは1ドルの4分の1だから、そう呼ぶ理由はわかりやすい。では、なぜ10セント硬貨は「ダイム」と呼ばれるのだろうか? 英語の辞書を引いても、「ダイム(dime)」に「10分の1」と言う意味は出てこない。ところが、「ダイム」の語源をたどると、ラテン語の「デシマ」「デセム」に行き当たる。このラテン語が、「10分の1」と言う意味で、これがフランス語の「ディーム」を経て、英語では、10セント硬貨を表すようになったのである。 英語圏で25セント硬貨が「ツゥー・ビッツ」と呼ばれる謎 アメリカへはじめて行った時は、25セント硬貨(クォーター)にちょっと戸惑うものだ。日本では、「25」と言う数字になじみがないため、計算する時、まごつくことが多い。 例えば、「85セント」と聞いても、とっさに「クォーター3枚とダイム1枚」とは思い浮かばないものだ。 それでも慣れてくると、この25セントを便利と思うようになるものだが、アメリカでは、この硬貨を「クォーター」以外に、「ツゥー・ビッツ(two bits)」とも呼ぶ。直訳すれば、「二つのかけら」と言う意味。なぜ、25セント硬貨に、そんなあだ名がついたのだろうか? 18世紀のアメリカでは、スペインのコインのかけらを「ビット」と呼んでいた。当時、スペイン製の1ドル硬貨は銀製で、とても大きかった。そこで、8等分されて使われ、その小片が「ビット」で、12セント半の価値があった。 やがて、25セント硬貨が使われるようになると、「ビット」の2倍の価値と言うことで、「ツゥー・ビット」と呼ばれるようになり、それが今も残っているのである。
英語で午前と午後は?
英語で「12時に電話する」と言われたら、午前なの、午後なの? 日本語では、友人から「12時に電話するね」と言われて、「昼の?」と聞き返すことがある。話の流れで、昼間の12時か、真夜中の12時なのかわかるケースもあるが、単に「12時」と言われると、昼と真夜中のどちらを指すかハッキリしない。英語では、「12時に電話する」と言えば、真夜中の12時に決まっている。と言えば、ピンとくる人もいるだろう。英語では、昼間の12時のことを「ヌーン(noon)」と呼ぶからだ。だから「アット・トゥエルブ(at twelve)」と言えば、必然的に、真夜中の12時のことなのである。 ちなみに、日本では「20時」とか「23時」と言う言い方を浴するが、英語では、時刻は「A.M」(午前)か「P.M」(午後)を付けて表すのが普通。これらに省略を表すピリオドが入っているのは、「A.M.」が、一日の真ん中より前と言う意味の「ante meridiem」の略、「P.M」が、一日の真ん中より後という意味の「post meridiem」の略だからである。 英語で「ア・バッグ」が1ドルを意味するようになった複雑な背景は! アメリカで「Can you change a buck ?」と言えば、「1ドルを崩してもらえませんか?」と言う意味になる。 「ア・バック」とは、アメリカのスラングで「1ドル」と言う意味。日本人観光客に対して、1ドルを「ア・バック」と言うアメリカ人は少ないだろうが、アメリカ社会に溶け込めば、「バック」は、誰もが普通に使う言葉だ。およそ200年前から使われていると見られ、古い話だけになぜ1ドルのことをそう呼ぶようになったかは、諸説紛々である。 一説には、19世紀初頭には、お金の代わりに、鹿の毛皮が使われることがあった。西部劇にも、鹿の毛皮を食料などと交換する場面が出てくるが、この雄鹿の毛皮を「バック」と言った。「バックスキン」と言うのは、「裏の皮」ではなく。雄鹿の毛皮をなめした皮という意味である。 とうじ、この雄鹿の皮1頭分が、大体1ドルで取引されていたので、そこから1ドルのことを「ア・バック」と呼ぶようになったと言われている。 別の説では、ポーカーのゲームで、次の親であることを示す「バック(buck)」(目印)として、1ドル硬貨がよく使われたので、そう呼ぶようになったとも言われている。 |
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