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英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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アメリカ英語・イギリス英語
 
イギリスのホテルに宿泊すると、「お部屋へはリフトをお使い下さい」と言われ、「山の上に部屋があるのか!」と驚いた人もいるだろう。ところが、イギリスで英語で「リフト(lift)」と言えば、アメリカ英語でいう「エレベーター(elevator)」のこと。スキー場にあるリフトのことではない。
 このほかにも、イギリス英語とアメリカ英語では、同じものに対して違う単語を使うケースが少なくない。イギリス英語で「フィルム(film)」(映画)はアメリカ英語では「ムービー(movie)」だし、イギリス英語で「モバイルフォン(mobile phone)」はアメリカ英語で「セルフォン(cell phone)」といった具合に、単語レベルの違いは数えきれないほどある。
 また、イギリス英語とアメリカ英語の間には文法上の違いもある。例えば、「get」の過去分詞「got」を「gotton」というのは、アメリカ式。「He has gotton better.」(彼はよくなってきている。)などと使われる。
 また、アメリカ英語で「Do you have~?」というところを、イギリス英語では、「Have you got~?」と表現することが多い。

 

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英語が得意な人も混乱するアメリカ英語の“なまり”
 
 アメリカの翻訳小説を読んでいると、ときどき「おらぁ、腹へっただ。」というような東北弁が飛び出してくることがある。アメリカの方言に日本の東北弁を当てるというのも妙な話なのだが、アメリカ英語ののなまりを感覚的に伝えるのには都合がいい方法なのだろう。
 広いアメリカでは、地域ごとに特徴のある方言が話されているが、一般的なアメリカ英語とされるのは、中西部から西海岸にかけて話されている英語である。一方なまりが強いのが南部方言で、単語を伸ばし、ゆっくり話すところに特徴がある。
 例えば、南部の州では「99」を英語で「ナ~ンティナ~ン」という風に発音する。同じように「my」は「マ~」、「eye」は「ア~」、「price」は「プラ~ス」と発音する。また、「you hear」を縮めた「y'hear」(ユヒア)のような発音があるのも特徴的だ。全体的に、のんびりした感じを与える発音が多い。
 一方、ニューイングランドと呼ばれる北東部の諸州には、いわゆる「東部なまり」がある。「bird」を「ボイド」、「perfect」を「ポイフェクト」のように発音したり、「there」を「デア」、「mother」を「マダー」のように発音するのが特徴だ。

英語で警官に「ギャングウェイ!」と怒鳴られたら…。
事件現場に警官が到着。野次馬が大勢いて道がふさがれている時、英語で大きな声で一言こう叫ぶ。『ギャングウェイ(Gangway!)』
ギャングなどと突然言われると、ちょっとびっくりしてしまうが、言っている内容は、悪党のギャングとはまったく関係がない。英語で「ギャングウェイ」というのは、「道を開けて!」とか「どいたどいた」という意味。英語の「ギャングウェイ」は、もともと船や飛行機のタラップや、劇場・講堂の座席間の通路のようなせまい道を指す言葉。それが転じて「道を開けてくれ」の意味になり、人ごみや通行人をかき分けて前に進む時に使われるようになった。
 警官のほか、消防活動にあたる消防士などがよく使う。したがって、こう言われたら、人々は脇によけなければならない。ただし、少々乱暴な表現なので、一般の人は使わないほうがよい。

 英語の「グリーン」は“安らぎ”のイメージとはほど遠い、という話。
嫉妬や恋心のような激しい感情のことを、「嫉妬の炎をメラメラと燃やす」「恋の炎に身を焦がす」などと表現することがある。このように、日本人にとって、激しい感情には、「炎」、すなわち『赤』のイメージがあるが、英語の世界ではそうではない。英語の世界では、嫉妬心やねたみの感情を、「緑(green)」で表すのだ。
 例えば、「She is green with envy.」と言えば、「彼女は嫉妬で緑色になっている→嫉妬心にかられている」の意味。また、「green-eyed monster」は、直訳すれば、「緑の眼をした怪物」だが、これもずばり「嫉妬」のこと。
『He friend's words awoke the green-eyed monster in her mind』(友達の言葉が彼女の心に嫉妬心を目覚めさせた)
などと使う。
 日本では、健康的ですがすがしいイメージのある「緑」だが、英語の世界では否定的な意味合いで使われることが多く、ほかにも「青臭い、無知の」という意味がある。
『He is as green as grass』は、「彼は草のように緑だ→彼はまったくの世間知らずだ」という意味。日本語のいいイメージにとられると、意味を大きく取り違えるので、注意が必要だ。
 



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