英語で使われている単語等にはいろいろな意味があります。それを明快に楽しく解説しています。
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英会話・ことわざ
朝食をろくに食べずに出社し、空腹のまま仕事にとりかかると、どうしても能率が落ちてしまうもの。しかし、、そんなときでさえ、簡単に仕上げられる仕事もある。「朝飯前」の仕事である。 英語にも、この「朝飯前」に相当する言い回しがあるが、日本語とはうって変わって「It's a piece of cake.」という。直訳すると、「一切れのケーキ(を食べるくらい楽勝)さ」ということだ。 さらに、英語圏以外の国でも、これとよく似た表現があって、フランス語では、「タルトを食べるくらい楽勝だ」、デンマーク語では「梨を食べるくらい簡単だ」、イタリア語では「散歩なみに簡単だ」などという。 言葉はその国の文化と切っても切れない関係にあるから、無理に直訳すると、かえってわかりにくくなるが、最近は英語でも「before breakfast」の表現が使われるようになり、「ケーキ」の表現をわざわざ使わなくても通じるようになった。 英語で通じる日本語 柿がたわわに実る様子を見て、「ああ秋だなあ」と思うのは、いかにも日本人らしい感性。ところがこの柿、世界的にも「KAKI」の発音で通じる。学名も「Diospyros Kaki」なのだ。 なぜ日本語の柿が国際名として通るかというと、かつての南蛮貿易と関係がある。 ポルトガル人が種子島に漂着して鉄砲をもたらしたのは、1543年の秋のこと。このとき、おりよく実っていた柿を食べたポルトガル人は、そのおいしさにおどろき、柿の種と苗を故国に持ち帰ったといわれる。この話がどこまでほんとうかはわからないが、その後、ポルトガルやスペインとの南蛮貿易を通じて、柿がヨーロッパ各地に広まっていったのは確か。さらには、両国の領土だった南米ブラジルや西インド諸島にまで広まっていった。それで今でも、世界各国の辞典に「Kaki」のスペリングがのっているのだ。ちなみに、英語では、柿を「パーシモン(persimmon)」ともいうが、これはアメリカ東部の先住民の間で使われていた「干し果物」を意味する「ペッサミン」という言葉が語源。日本でも、柿といえば「干し柿」がおなじみだが、彼ら先住民も、アメリカガキと呼ばれる柿を、干して保存食にしていたのだ。 PR
英単語・ミルクの道
日本には、7月7日の七夕に、天の川の両岸に離れ離れになった牽牛と織女が、年に一度デートできるという、ロマンティックな伝説がある。 もっとも、牽牛星(アルタイル)と織姫星(ベガ)は、16光年もはなれているから、伝説のように出会うのは難しいだろう。もし、織姫が牽牛にウインクしたとしても、それが見えるのは16年後。織姫はすでにおばさんになってしまっているという、“超遠距離恋愛”である。 この天の川、ギリシャ神話では、母親のおっぱいにたとえられている。英雄ヘラクレスが赤ん坊のころ、父親のゼウスは息子に不死の力を与えようとして、妻である女神ヘラが眠っている間に、その母乳を飲ませていた。ヘラが眠っている間に飲ませたのは、ヘラクレスは、ゼウスと浮気相手の間にできた子供でヘラの産んだ子供ではなかったからである。 ある日、乳を吸われる痛みで目覚めたヘラは、憎きヘラクレスがそこにいるのを知って、怒りのあまりヘラクレスを突き飛ばした。なんと、そのとき、力余って天高く飛び散ったヘラの母乳が天の川になったという。そこから、英語では、天の川を「ミルキー・ウェイ(Milky Way)」、すなわち「ミルクの道」というようになった。 英単語・ウィスキーの綴り 英単語・ポケット・レタス |
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